こんにちは、コプロシステムの金田雄一です。
コプロシステムでは、EC事業者様に対して「ロジスティック」 「BPO」サービスをご提供させて頂いており、これまでも多くの商材をお預かりさせて頂き、エンドユーザーの方へお届けして参りました。2020年、コロナ禍においてもECサービスの需要増は各方面で取り上げられており、数年前と比べても見聞きする機会が増えているのではないかと思います。
しかし、「EC」という言葉は普段聞き慣れてはいるものの、具体的にどういった意味を持つのか、ご存知ない方が多いのも事実です。そこで今回はまず、ECの概要についてご説明させて頂ければと思います。
<そもそもECって何?>
EC(electronic commerce)は和訳で「電子商取引」となり、インターネットを介した「モノ」や「サービス」の取引(売買)全般を意味します。
一番イメージし易いのがネット通販です。近年急速に普及し、翌日配送や宅配ボックスの登場など付帯するサービスや商品も次々にリリースされていますね。
その他、映画やスポーツ観戦のチケットをオンライン上で購入できるといったサービスもECに該当します。
環境整備の影響も追い風となって、昨今は「実店舗」を持つ事業者が次々にECに参入しており、今後更にEC化は進んでいくと予測されています。認識が無くても私達は日常的にECサービスを利用しているのです。
<私たちが日々利用しているECサービス>
それでは具体的に、私たちが日常生活で利用しているECサービスを「3つ」例を挙げながらご紹介したいと思います。
① ネット通販(プロダクト販売)
既に生活に根付いたECサービスとして広く認知されているネット通販。
Amazon、Yahoo、楽天といったモール型ネット通販の他に、本店サイトと呼ばれる直営のネットショップも多く存在します。対面しなくても買い物が可能で、自宅や外出先等、場所を選ばない点も大きなメリットとなっています。様々な決済方法が導入されており、ユーザーのライフスタイルに合わせて選択できる点も強みと言えますね。ECというフレーズから真っ先にイメージするのが「ネット通販」という方が多いかもしれません。
② サブスクリプション
注目のビジネスモデルとして近年急速に普及しているサービスがこのサブスクリプション。
「料金を支払い、サービスや製品を一定の期間利用することができる」という内容です。
「Netflix」や「Hulu」などを代表とする動画配信型や、「Apple Music」「Spotify」といった音楽配信型などがポピュラーですが、最近ではオンラインサロン等、様々な形で浸透し始めています。
ユーザーにとっては利用開始のハードルが低いケースがほとんどで、手軽に豊富なサービスを楽しめる点は大きなメリットですが、解約のタイミングを逃すとさらに一定期間分の料金が発生する点や、一度解約すると今まで使えていたサービスが利用できなくなる点は気を付けておかねばなりません。
③ クラウドファンディング(購入型)
こちらも近年、盛り上がりを見せているサービスです。
クラウドファンディングでは実行者が「モノ」「サービス」「体験」「権利」などのリターンを販売する事が出来ます。
実行者を支援すると、リターンとしてそこでしか手に入らない商品、サービス、権利などが与えられます。
例えば、人気のある講演者が支援を募集したとします。サイト上からあなたがオンライン決済で講演者を支援すると、実際にその講演者があなたの為に講演を開いてくれたりします。
これらのやり取りが全てネット上で行われており、募集から支援、リターンまで完結してしまうことも少なくありません。個人、企業問わず幅広い層がサービスを利用しています。
いかがでしたでしょうか。
私たちが当たり前のように利用している「ECサービス」は日々アップデートされ、新しい形で次々と登場しています。日本のみならず、国外のサイトやサービスにも触れる事が出来るので、ぜひ色々なECサービスを楽しんでみてくださいね。
次回以降は、本編でお伝えしたECにおいて、コプロシステムがどんな役割を担っているか詳しくご紹介させて頂きます!
(営業本部 ロジスティックス営業G 金田 雄一)