スタッフの仕事をやりやすく。日本とミャンマーの力を合わせてサービスを支える。
-現在はどんなお仕事をされていますか?
印象に残っているプロジェクトも合わせて教えてください。
現在は『Q-PASS』という自社の展示会・イベント管理システムの開発・保守をメインでやっています。日本側の企画チームと一緒に開発の方向性を検討し、ミャンマーの現地スタッフと共に実際の開発を進めています。具体的に言えば、開発の方向性を元にシステムの仕様書やメンテナンス方法を考えて指示を出し、さらにはスタッフの工程管理やプロジェクトのスケジュール管理を行います。そして、出来上がったプログラムをテストして、要件に沿っていることを確認し、機能リリースを行っていきます。プログラミングの知識はもちろん、時にはサーバーのメンテナンスを行うこともありますので幅広い知識が必要になります。サーバーの知識は当社に入社してから深めることができ、AWS(クラウドスキル)の認定資格を取ることができました。
最も大変で印象に残っている仕事は、Q-PASS開発をベトナムからミャンマーに移管するプロジェクトです。入社してから1ヶ月ほどしてすぐに携わったプロジェクトで、正直不明点ばかりの状態でした。ですので、まずは重要なポイントを洗い出して、サービスが停止しないような移管スケジュールを組むようにしました。そのポイントの優先順位付け、そしてスケジュール組みがとても大変なものでした。さらに移管期間が約1ヶ月と大変短い制限時間の中、メンバーの協力もあって大きな問題もなく無事に移行することができました。
また、ミャンマーにいるスタッフから「仕様が難しい」などの声を聞くこともあります。そんな時は私が新たに考え直したりして、現地スタッフがやりやすいように工夫をしています。最初の頃は日本のやり方に慣れずに大変なこともありましたが、今では双方の気持ちを理解して上手く回せるようになったと思います。ミャンマーの日系会社時代から勉強し始めた日本語も、今では日本とミャンマーの「橋渡し」役を務められるほど上達したと思います。