株式会社コプロシステム

2021.02.26 | 社長ブログ コンテンツへの挑戦

 前回のブログにて、我々コプログループが「0から1をつくる」という意識を持ち、新しいビジネス領域へ挑戦し続けてきているというお話をしました。

「0から1をつくるということ」はこちら

 今回は、そのうちのひとつ「コンテンツへの挑戦」についての思いをお伝えしたいと思います。

プラットフォーム提供から、その先へ

 これまでもお伝えしてきた通り、我々はプラットフォームを作ることで「人が集まるところの管理・運営」をメインテーマとして事業展開して来ましたが、新たにそのプラットフォームの中で「情報提供」をしていくことに挑戦をしています。

 度々お話ししている、日本で働きたいミャンマー人向けのコミュニティMJCSN(Myanmar Japan Career Success Network)においても、「コミュニティ」というプラットフォーム作りから始まりましたが、次なるステップとして、集まったメンバー達にどうやって良い情報、つまりはコンテンツを提供し、この場に価値があると思ってもらうかを模索しています。

 言うまでもなく、プラットフォームというものはそれ自身で完結するものではなく、そこにコンテンツがあることが大前提です。そしてそのコンテンツの良し悪しに、利用者がそのプラットフォームを継続して活用してくれるかどうかが掛かっていると言っても過言ではありません。

 したがって、プラットフォームを提供している立場としてこれからのビジネス展開を考えたとき、私達は「コンテンツ作り」という新たなテーマを無視することは出来ないと考えています。

コンテンツを生み出す力をつけて

 この新たな取り組みへは、外部の方々とも連携しながら取り組んでいます。既に実績のあるものとしては、映像制作や社員研修のカリキュラム制作、特にバーチャルで研修をするためのコンテンツ作り等を試行錯誤しながらやってきました。

 当社にも数年前からデザイン部門があり、その部門にてコンテンツ制作を請け負って来ましたが、近年はその部分を、外部との連携も含め多方面からより厚くしているイメージです。

 営業的観点から見ても、今まで我々が営業したことのない「コンテンツ営業」という領域になり、これもまたチャレンジングです。

 先ほど例で挙げた研修用の動画コンテンツに関しては、とある大企業の人事担当者様からのご依頼になります。今まではマーケティング領域においてのクライアントとの関係性がメインだった中、我々はコンテンツ営業を経て、既に新たな領域への進出機会を増やしていることに気づかされました。

経験から広がる可能性

 上記は人事領域への進出を例としましたが、もちろん今後他の領域へも繋がりを広げていくことを考えています。またこのコンテンツ提供の場を、来場管理ソリューションQ-PASS(キューパス)として展開していくことも視野に入れています。

 かつてQ-PASS自体を展開していく過程でも、我々自身がQ-PASSを通して様々な場で経験を積ませていただく毎に、より良いサービスとして磨きがかかっていったことが思い出されますが、コンテンツ自体に磨きをかけていく今回のチャレンジにおいても、それは同じだと思っています。

 特に「リアルとバーチャルの融合の中でのコンテンツ」という観点で、どういった形でコンテンツを作れば最適なものが出来るのか等、我々が持つプラットフォームから考え、検証出来るテーマは様々あると感じています。

 コンテンツにおいても力をつけていくということは、もちろん我々にとって大きなチャレンジとなりますが、外部からご協力いただきながら、コプログループを主体として、人が集まる場全体を活性化させる存在となるため、着実に前進しつつあると思っています。


(代表取締役社長 金田 浩邦)