はじめまして。コプロシステム 専務取締役の渡辺幸弥です。
当社は3つの事業戦略方針を掲げ、事業運営を行っています。
● マトリックスアプローチ ●
様々な業界で課題解決につながったサービスやノウハウを別の業界のクライアント企業にも提供し、多面的にクライアントの事業成長をサポートすることを目指しています。
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● マーケストレーション ●
マーケティングとオーケストレーションを掛け合わせた造語で、グループで持つ様々なサービスを、クライアント企業の課題に合わせて最適なソリューションとして提供することを目指しています。
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● エンゲージメントマーケティング ●
クライアント企業とその顧客、従業員、協力会社などのステークホルダー、ひいては世の中とのつながりを作り出し、最適化していく考え方です。
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エンゲージメントマーケティングについては、担当役員の塚野のブログ「マーケティングで変わっていくものと変わらないもの」でも触れていますので、今回のブログでは、特に私が担当している営業戦略と密接に関係している「マトリックスアプローチ」と「マーケストレーション」という2つの方針について、詳しく説明させていただきます。
業界の枠を超えたソリューションを提供する「マトリックスアプローチ」
当社が事業戦略の柱としている1つの手法として「マトリックスアプローチ」が挙げられます。
これは各業界の独自のニーズや課題に対して、柔軟かつ効率的に対応するために設計されたものです。このアプローチは、既存のサービスやソリューションを組み合わせ、顧客ごとに最適化した提案を行うことを重視しています。
例えば、宿泊業界や外食業界における人材不足や、エンターテインメント業界などにおけるスタートアップ時のリソース不足等、多岐にわたる分野において、クライアントの課題を詳細に分析し、その業界特有の問題に対処するための専門的なソリューションを提供します。
「マトリックスアプローチ」で当社が重視していることとしては、単なるソリューションの提供に留まらず、顧客との深い信頼関係を築き、パートナーとして共に成長を追求する姿勢にあります。顧客のビジネス課題に対し、幅広い専門性を持つチームが協力し、効果的な解決策を提供することで、クライアント企業の持続可能な成長を支援します。
この「マトリックスアプローチ」の手法をもって、企業ごとのニーズに対応しながら、業界の枠を超えてクライアント企業とともに成長していけることを目指しています。
統合的な業務サポートを提供する「マーケストレーション」
当社のもう1つの事業戦略の柱として「マーケストレーション」が挙げられます。
「マーケストレーション」とはマーケティング活動を支援するだけでなく、クライアント企業の事業全体を深く理解し、最適なソリューションを提供する手法を指しています。このアプローチでは、各企業の特定の課題に対して綿密な分析を行い、当社が持つ多岐にわたるサービスを組み合わせて提供します。たとえば、マーケティング支援に加え、物流や人材サポートなども統合し、事業の持続的成長を支援します。
例えば、あるクライアント企業では、単なるプロモーション戦略の提案に留まらず、同社のエンドユーザーとの関係を強化する施策を展開しました。当社はエンゲージメントマーケティングを用い、顧客データの分析に基づいたターゲティングを行い、顧客の事業成長を大きく促進しました。また、物流部門については、当社の物流機能を利用いただくことで、顧客データと紐づいた照合封入や発送タイミングの最適化などの改善とともに、効率的な在庫管理と配送を実現したことで、コスト削減にも成功しました。
マーケストレーションの特徴は、PDCAサイクルを活用し、継続的なフィードバックと改善を行うことです。これにより、企業のニーズに応じた柔軟な対応が可能となり、長期的なパートナーシップを築くことができます。
当社のマーケストレーションは、これまで当社のレガシーでもあるクライアント企業に寄り添ったBPO業務等を起点とし、継続的な企業の成長に必要なあらゆる要素を統合的に管理し、改善のご提案をさせていただく手法として多くのクライアント企業にご支持いただいています。
専務取締役 渡辺 幸弥