コプログループとは、株式会社コプロシステムを母体とし、全6社の企業で構成されているグループの総称です。
国内においてはコプロシステムの他に、コプロシステムで長年培ってきたマーケティングのノウハウをECの領域にも活かしたいという思いで設立したコマースバリュー株式会社と、グループの海外戦略企業として、海外人材の採用・育成、クライアントの海外進出サポートを行っている株式会社GGM JAPANがあり、さらに、CGM香港、CGM上海、CGMゴールデンランド(ミャンマー)の3社を海外に展開しています。
マーケティング会社として、実践的なマーケティングサービスを長年提供しているコプロシステムは、コプログループの中核です。
我々はこのコプロシステムの中で、「マーケティングを提供していこう」「付加価値を高めていこう」と考えた時に必要となった事業に対し、 “新たな機能を追加”するように、別会社を設立して来ました。
それぞれの会社がそれぞれの機能を持ち、マーケティングという幹から枝葉のように広がり、コプログループという木を成長させてきたイメージです。
今後更にグループとして一致団結し、グループ内企業同士の相乗効果で社会に貢献していくことで、「コプログループ」として世の中から役割をいただいていく未来を目指しています。
プロフェッショナル集団の集合体として
もちろん、コプロシステム単体として大きな会社になっていくという選択肢もあるかと思いますが、私は、それぞれの分野がその分野に特化したプロフェッショナル達によって作り上げられていくことを重要視しています。
コプロシステムの社員達には、コプログループの中で組織作りを経験して欲しいと思っており、社内に「最終目標は社長」という社員が沢山いるような組織になることを願っています。
なぜなら、コプロシステム社内に経営者が増えることは、結果として組織全体を強くしていくことにも繋がるためです。
我々は、これからも新たな事業を創り、挑戦していくため、会社の規模感問わずいつまでも“ベンチャースピリット”を持ち続けたいと考えています。
この“ベンチャースピリット”を持つ会社というのはどういう会社なのか、私はこれを、「ここだ!」と思った時、スピーディーに対応できる会社だと考えます。
変化がもたらす可能性
コプロシステムが提供する来場管理ソリューションQ-PASS(キューパス)はリアルイベントに特化したサービスでしたが、コロナ禍でリアルイベントの開催自粛が相次ぎ、それと同時に世の中がオンライン化に向かっていく流れを察知した我々は、Q-PASSにて、オンラインでの人の集まりも管理・運営を可能とすべく、急ピッチで新たな要素を機能化しました。
オンラインという広い領域でQ-PASSをご活用いただけるようになったことで、我々としても更に多種多様なご提案ができるようになっていきます。
今後更にご利用いただけるシーンが広がっていくことに期待をしています。
上記は一つの商材を例としてお話しましたが、私は社員ひとりひとりに対しても同様に、考え方・目標を変化させていって欲しいと思っています。
先日当社の全体ミーティングにて、社員達に対し、「これから世の中は成果主義になっていってしまうかもしれない」という話をしました。
一人ひとりが、何事に対しても能動的に動いていかないと、世の中から価値が認めてもらえない時がきてしまうかもしれない。もちろん今あるものを守る役割を担う人もいますが、今あるものを守りたいと思った時も、新しいものへの挑戦は必要不可欠なのです。
コプログループの大きな方針として、「絶対につぶれないグループ」と掲げています。なぜなら、組織を構成する最重要要素は「人」であり、社員一人ひとりはもちろんのこと、その家族含め、命を守ることが一番重要であると考えているためです。
コプログループを守り抜くためには、かじ取りにおいても小回りが利いて、新しいことに挑戦していくことができる企業体である必要があります。荒波を超えて行くためには、やはり新しいことへのチャレンジが必要不可欠なのです。
我々の得意な領域にフォーカスしつつ、そこで生まれる新たな領域に対して会社というプロフェッショナル集団を作っていく、社員からそういった発想がどんどん出てくるような組織を理想とし、挑戦を続けていきたいと思っています。
(代表取締役社長 金田 浩邦)